東京・港区の好立地にモダンな新校舎が立つ。芝国際中学校・高等学校ではグローバル教育とSTEAM教育に力を入れ、生徒一人一人の幸せを目指す。
芝国際中学校・高等学校
山崎達雄校長
山崎達雄校長
2023年4月に開校した芝国際中学校・高等学校。世界標準のグローバル教育とSTEAM教育で注目されるが、目指しているのは「生徒一人一人の幸せ」だ。
「教育内容やカリキュラムは、時代に合わせて柔軟に変化します。子どもたちが幸せになるには今、何が必要なのか、生徒がいかに豊かな人生を歩めるかを第一に考えています」
そう語るのは山崎達雄校長だ。行動理念は「挑戦・行動・突破・そして貢献へ」。「コスモ」というオリジナルの科目を根幹に、グローバルで通用する多様な価値観を育む。
英語教育で特徴的なのは、英語に多くの授業時間数を充てていることはもちろん、英会話を多く採り入れていることだ。アウトプットを多くし、実際に英語を使うことで生徒たちの自信にもつなげていく。ネイティブの教員が10人以上いる同校だからこそ実現できる授業ともいえる。さらに最新の英会話アプリも導入しており、24時間いつでもどこでも英会話ができる環境がある。
ネイティブ教員が10人以上在籍。会話(アウトプット)を重視した授業を展開する
海外に行く機会も多く、教育連携を結んでいるオーストラリア・タスマニアからは首相が同校を訪問した。高校2年で行く米国・サンフランシスコの修学旅行では、希望者は旅行後、現地にそのまま残り、スタンフォード大学やコロンビア大学などの講座を受けることも可能だ。
オーストラリアのタスマニア州政府と教育連携を結び、共同で観測機を打ち上げる予定だ
また、国際クラスでは英語の授業以外にも数学・理科・社会なども英語で行っており、2分の1以上の時間数を英語で行っていることになる。同クラスのほとんどの生徒は、英検2級以上の資格を持っている。