自分たちで学校をつくる
気概にあふれた1期生たち
校舎内のそこかしこに本棚が設置され、学校全体が図書館になっている
さらに放課後に、中学では「芝国際塾」、高校では「芝国際予備校」という名称の“校内予備校”を開講。国公立や早慶上理などの最難関大学への進学を見据えたカリキュラムを実施する。
「芝国際は生徒が主役の学校です」と山崎校長は強調する。クラブ活動や学校行事、アントレプレナーシップ教育も生徒たちが主体となって進められる。23年度入学の1期生たちは、自分たちで学校の文化をつくっていこうとする意欲にあふれているという。
竣工したばかりの地上12階建ての校舎は、屋上テニスコートや壁面の図書スペース、メディアセンターや多目的ホールなどが設置され、都市型のモダンなデザインで彩られている。
屋上には昼休みに開放されるテニスコート・フットサルコートがある
芝国際のアイデンティティーは、変化を恐れないこと。
「本校は、ガウディのサグラダ・ファミリアの建築のように、永遠に完成しない学校でいいと考えています。常に時代の最前線にいながら、時代に合わせて教育内容もどんどん変わっていく。芝国際は挑戦し続けて完成を目指さない、面白い学校でありたいと考えています」(山崎校長)
港区芝のビジネス街にある地上12階の広々とした校舎