独自の留学プログラムと
国際交流
「9カ月プログラム」は3カ月間の米国留学を挟み、事前学習と事後学習を3カ月ずつ行う
高校では、希望者を対象とした「9カ月プログラム」を用意している。これは3カ月間の米国留学を中心に、出発前の事前学習3カ月と帰国後の事後学習3カ月を合わせたプログラム。留学中は寮生活やホームステイをしながら、UCSBで270時間に及ぶ細分化された英語の授業を受ける。このプログラムを通じて生徒の英語力はCEFR(セファール)のB1、B2レベルに到達するという。
海外との交流を盛んにするため、八雲はラウンドスクエアにも加盟。23年度はケニアで開催される国際大会へ10人の生徒を派遣する予定だ。その他、ケイトスクールの留学生や、Yale(イエール)大学のアカペラコーラスグループも来校し、さまざまな交流活動が行われる。
もう一つの特徴は、多国籍のネイティブ教員が在籍していることだ。米国、英国、カナダ、中国、韓国、ブラジル、フィリピン、デンマーク、コロンビアなど、多様な出身国の教員たちがいて、語学を教えるだけでなく出身国の文化も伝えていく。
「本校の生徒たちはこうした環境の中で、自然と異文化に親しみ、コミュニケーションの基礎となる英語力を身に付けていきます。目指すのは世界で活躍できるグローバルリーダー。本校は海外協定大学推薦制度(UPAA)も導入しており、23年度はこの制度を利用するなどして、英国のエクセター大学やカーディフ大学など海外大学に7人合格しました」と近藤理事長は話す。