資産3億円・子2人ならば
1110万円贈与で468万円節税

 節税効果の早見表は税理士法人レガシィの試算を基に作成した。親世代の財産を子世代が受け継ぐ「2次相続」が対象で、下表のオレンジ色の項目が、節税額が最大となる贈与額を示している(節税額が同じ場合、先に支払う贈与税の負担が小さい方を優先)。

 例えば資産3億円で子供2人の場合、110万円を2人に贈与すると、子供1人につき44万円、計88万円の節税効果がある。

 一方、2人に1110万円ずつ贈与すると、贈与税は必要なものの、贈与で資産が減ったことによる相続税の減少効果の方が大きいため、1人当たり234万円、計468万円の節税効果が生まれる。

 ただし、23年中に生前贈与しても、3年以内に亡くなれば贈与が相続財産に加算され、節税効果は失われる。一方、相続財産への加算期間が7年に延長された24年以降の生前贈与でも、8年以上長生きすれば節税となり、年に1回の節税効果は積み重ねることができる。長生きに自信があれば、検討してみてもいいだろう。

Key Visual by Kaoru Kurata, Graphic:Daddy’s Home

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