*2023年8月末時点。
「新しいNISA」の成長投資枠対象ファンドとして
長期での非課税メリットに期待
前述の通り、「メジャー・リーダー」ではNYダウ構成銘柄の他、ファンド独自の銘柄を組み入れている。例えば「TJX」「バンク・オブ・アメリカ」「アマゾン・ドット・コム」「サービスナウ」「ロックウェル・オートメーション」(23年8月末時点)などだ(図4参照)。
日本ではなじみの薄い「ロックウェル・オートメーション」は、産業設備機械メーカーで、制御システムや産業用オートメーションに強みがある。米国では今、EVやバッテリーなど新しい産業の工場が設立されているが、同社はこうした工場に欠かせない制御システムを手掛けている。労働力不足による自動化需要も追い風となり、好調な事業環境の恩恵を受けることが予測され、今後の成長が期待されている。それがファンド組み入れの理由だ。
「現在は、米国の強みでもあるインターネット、医療システム改革の重要性の高まりや、ミレニアル世代の台頭を背景とした小売分野での新しい企業の成長に注目しています。足元では半導体関連企業がホットになっていますが、当ファンドではその動向を早くから見極め、5〜6年前から多くの半導体関連企業を組み入れています」
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日本の運用会社が海外株を扱うのは不利ではないか、という見方もある。だが西チーフファンドマネジャーは、むしろ逆だという。
「日本から米国株を運用する際の優位性は、投資対象から距離を置けることです。投資対象の近くにいると情報は得やすくなりますが、一方で企業の本質的な価値には関係のない“ノイズ”に惑わされてしまう。長期の視点で銘柄選定を行う際には、短期的な売買を避けることが非常に重要で、外から俯瞰的な視点で見極められる立場は、むしろメリットとして活用することができるとも考えています」
西チーフファンドマネジャーの運用哲学は、リサーチを含めて投資を「楽しむ」ことだという。米国企業の新たなビジネスモデルに出合うと好奇心をかき立てられる。自らが立てた仮説通りに企業の価値が向上し、株価が上昇することは、ファンドマネジャーの醍醐味だと語る。
「運用チームは、毎日のように“昼会(ミーティング)”を開催し、各自が持ち寄った情報を基に白熱した議論を繰り広げています。チームのメンバーに共通しているのは、パフォーマンスへのこだわりと、投資や運用が“好き”であるということ。チーム全員がプロとしてしっかりと時間と労力をかけて銘柄を調査し、選択する。その情熱は、どこにも負けないと自負しています」
「メジャー・リーダー」は、24年1月よりスタートする新しいNISAの成長投資枠対象予定ファンドだ。米国の次世代企業に投資するという分かりやすさと、中長期目線の運用を実践している商品であることから、非課税保有期間が無期限化となる「新しいNISA」での活用も期待される。
※NISA口座で買い付けた有価証券を売却した際に譲渡損失が生じても、他の特定口座や一般口座での譲渡益と損益通算をすることや、繰越控除をすることはできません。
「米国市場は、金利の高止まりやインフレによる景気後退リスクに注意が必要で、足元の市況上昇に伴う過熱感もあり、上値は当面限定的だとみています。ですが、金融サイクルは必ずあり、しかも米国はイノベーションがしっかりと生まれる国です。私たちはそうした環境をポジティブに捉え、より良い銘柄を探していこうと考えています」と西チーフファンドマネジャー。
米国の次世代企業への厳選投資を通じて、値上がり益の獲得をめざす「メジャー・リーダー」。確かなこだわりを有する運用チームの手腕に期待したい。
次世代米国代表株ファンド(愛称:メジャー・リーダー)
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【投資リスク】
基準価額の変動要因:基準価額は、株式市場の相場変動による組入株式の価格変動、為替相場の変動等により上下します。また、組入有価証券等の発行者等の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の影響を受けます。これらの運用により信託財産に生じた損益はすべて投資者のみなさまに帰属します。したがって、投資者のみなさまの投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。投資信託は預貯金と異なります。主な変動要因は、価格変動リスク、為替変動リスク、信用リスク、流動性リスクです。
上記は主なリスクであり、これらに限定されるものではありません。くわしくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
【ファンドの費用】
○お客様が直接的に負担する費用
■購入時[購入時手数料]購入価額に対して、上限3.3%(税抜 3%)
■換金時[信託財産留保額] ありません。
○お客様が信託財産で間接的に負担する費用
■保有期間中
[運用管理費用(信託報酬)]日々の純資産総額に対して年率1.595%(税抜 年率1.45%)をかけた額
[その他の費用・手数料]監査費用、売買委託手数料、保管費用、その他信託事務処理の諸費用等
(その他の費用・手数料については、売買条件等により異なるため、あらかじめ金額または上限額等を記載することはできません。)
※上記の費用(手数料等)については、保有金額または保有期間等により異なるため、あらかじめ合計額等を記載することはできません。
【留意事項】
■当ページは三菱UFJ国際投信が作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。投資信託をご購入の場合は、販売会社よりお渡しする最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。 ■当ページの内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。 ■当ページは信頼できると判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性等を保証するものではありません。 ■投資信託は、預金等や保険契約とは異なり、預金保険機構、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。銀行等の登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の補償の対象ではありません。 ■投資信託は、販売会社がお申込みの取扱いを行い委託会社が運用を行います。
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設定・運用…三菱UFJ国際投信株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第404号/一般社団法人投資信託協会会員/一般社団法人日本投資顧問業協会会員
※2023年10月1日より商号を三菱UFJアセットマネジメント株式会社に変更します。