危険物倉庫、冷蔵倉庫など高い専門性が要求される機能倉庫のエキスパート

　最近では、冷蔵冷凍設備を備えたマルチテナント型物流倉庫も供給されているが、特に食品や医薬品物流センターのような保管・運用効率の追求が求められる冷蔵冷凍倉庫は、三和建設が「RiSOKO」ブランドでプロデュースするフルオーダーメード倉庫が、より合理的な選択肢といえるかもしれない。

　また同社は、「RiSOKO」についても、事業計画のサポートから設計・施工、稼働後の保守に至るまでのトータルソリューションを提供している。

三和建設 東京本店 営業グループ 物流技術管理士
小泉幹夫グループリーダー

「ある食品卸会社の冷蔵冷凍倉庫の建設では、HACCP（ハサップ）*に基づく衛生管理のためのプラン作りや、在庫状況を可視化するためのWMS（在庫管理システム）の導入なども支援しました。単に“箱”を作るだけでなく、お客さまの物流業務全体の最適化をサポートさせていただきます」と語るのは、物流技術管理士を持つ、同社東京本店営業グループの小泉幹夫グループリーダーである。

　物流ニーズの多様化とともに機能倉庫の需要がますます拡大する中、「RiSOKO」への期待もさらに高まりそうだ。

＊HACCPとは、「Hazard（危害）」「Analysis（分析）」「Critical（重要）」「Control（管理）」「Point（点）」の頭文字を取った言葉で、食品の安全を確保するための衛生管理手法のこと。2021年6月から、原則として全ての食品関連事業者に、HACCPに沿った衛生管理が義務付けられている。