コスト削減プラスアルファの
価値を生むBPOで事業構造を変革

日本IBM 執行役員
グローバル・プロセス・サービス事業部長
並木俊之氏

 以上の結果を見ると、企業がビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)を考える入口は、やはり「コスト削減」にあるようだ。問題は、生まれた余力を次の成長戦略にどうに振り向けていくかにある。

 こうした「“コスト削減プラスアルファの価値を生むBPO”を提供することが使命」と語るのは、日本IBM執行役員で、グローバル・プロセス・サービス事業部長を務める並木俊之氏だ。

 同社は、1990年代初頭から、およそ20年をかけて自社で行ってきた「プロセスの統合」「ITによる自動化」「適材適所の最適化」という経営革新の道のりをナレッジとして蓄積し、BPOを通じて顧客の事業構造変革を支援してきた。

 世界50カ所以上に及ぶ同社のサービス拠点の一つ、 中国・大連デリバリー・センターは、多くの日本企業に提案型のBPOを提供して評価を得ている。それを可能にしているのは、優秀な現地人材の採用と育成の仕組みはもちろん、同社の持つ高度なテクノロジー基盤だ。

日本IBM
グローバル・プロセス・サービス事業部
ソリューション・プログラム・エグゼクティブ
伊藤久美氏

 同社グローバル・プロセス・サービス事業部ソリューション・プログラム・エグゼクティブの伊藤久美氏は、「ますます高度化するビジネスのニーズに合ったテクノロジーを柔軟にアレンジできるのが、当社の強み」と述べる。

 自社の経験とグローバルネットワーク、先端テクノロジーを駆使した「攻めのアウトソーシング戦略」を同社は、「次世代BPO」と呼ぶ。

 顧客にとってのBPO導入メリットを可視化し、業務の流れを合理化しながら事業構造を革新していく。同社はすでに500社以上とパートナシップを結び、それらの経営革新を成功に導いている。

 
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