“みんなが親孝行できる会社”
を目指す
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創業は1990年で、目標とするのは“どこにもない会社”。ビジョンとして“みんなが親孝行できる会社”を目指している。経済的にも心理的にも余裕がなければ、親孝行はできない。そのためユーソナーでは働きやすい環境を整え、福利厚生を充実させている。
その一つが「自由シフト制」。就業に着手する時間が遅くなっても、その分を延ばして働けばOKという制度だが、健康管理の観点から原則21時まで就業可能としている。また、会社からの距離に応じて会社が家賃を負担するという独自の社宅制度があり、地方出身者が通勤に便利な家賃の高い都心に住むことが可能になっている。昼食が無料で提供されるのも大きな特徴だ。
「これは以前からある制度で、弁当を無料で提供することで昼食代がかからず、ランチをしながらコミュニケーションが取れるという利点があります」(長竹社長)
さらに独特なのが「テーマパーク型オフィス」だ。社員の思考や発想をクリエーティブにして、オフィスを遊び心あふれるデザインで彩っている。
社員の行動方針としては「Try Challenge(挑戦)」「Think Positive(未来)」「Talk Direct(素直)」「Thank You(感謝)」という四つの「T」を定め、独自の「デマンド制度」を設けている。デマンド制度とは、クライアントからの声を自社サービスの改善に活かす制度だが、これを社内でも実施し、誰もが意見を言える風通しの良い文化をつくっている。
「当社の特徴は、どの部門においても一人一人の仕事の範囲が広いこと。自分で考えて自分で答えを出す力、自分でチャンスをつかみ取る力が育つ環境を整えています」と長竹社長。
データベースを軸にした強力なビジネスモデルを持ちつつ、安定した穏やかな社風を実現させているユーソナー。社員たちが伸び伸びと働いている様子がうかがえる。
テーマパーク型オフィスは、訪問者をリラックスさせ、社員たちの豊かな発想力を生み出す源泉になっている