医薬品卸の強みを生かし社会インフラの一翼を担う

MSが中心となり
地域医療を守る

「物流」「情報」「地域」の3領域で事業を展開するアルフレッサで中心的な役割を担うのが、営業職のMS（マーケティング・スペシャリスト）だ。

「単に商材を販売するのではなく、医療現場で必要なものを把握し、的確にお届けするといった、地域医療におけるモノ＋情報のマネジメントを行い、地域に入り込み医療・介護の課題を解決する立場です」と福神社長は強調する。

　健康課題の解決に向けてできる仕事は無限にあるからこそ、同社では文系理系に関係なく人材を採用し、入社後はMSとなり活躍している。そのための研修や先輩に付きながら現場の医師や薬剤師と接するOJTといった育成だけでなく、広く医療機関経営の知識を有する「医療経営士」の資格取得も奨励。これまでに1500人以上の社員が同資格試験に合格している。

「普段は会えないプロフェッショナルの話を伺いながら成長の機会にできるのは、この仕事の醍醐味。医薬品だけではなくDXなど、さまざまなアプローチで医療に関われるのも魅力でしょう」（福神社長）

　堅調に推移する医薬品業界の最前線で、時には億単位のビジネスに関わりながら地域の健康課題を解決する。また、仕事で得た知見を生かし、将来的には同じ課題を抱える世界の国々へ向けたソリューションビジネスの展開も考えられる。

　高齢化や人口減少といった社会課題に立ち向かいながら成長を果たせるのが、アルフレッサという会社だ。

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