卒業後は98.1%が「人生の選択肢が増えた」と実感。大切なのは「志」
グロービスが行った「卒業後の変化・キャリアアンケート(2022年)」によると、卒業生回答者の98.1%が「人生の選択肢が増えた・広がった」と回答している。
また「処遇・キャリアの面でポジティブな変化を経験した」との回答者も94.5%に上る。さらに93.4%が「グロービスの人的ネットワークを活用したことがある」と回答。卒業生の大半が、卒業後も業界や年代を超えて勉強会や懇親会などの交流を継続し、人生をより豊かなものとしている様子がうかがえる。
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ほかにも、グロービスでは自分らしく生きるためのキャリアの柱となる「志」を重視している点が、ビジネススクールとしてはユニークだと研究科長の君島氏は語る。「本当にやりたいことは何か」を常に自らに問いかけ、仲間と対話しながら「志」を育むためのカリキュラム設計や対話の機会が多く用意されているのだ。
「志」とは、どう役に立つのか。情報通信ネットワーク事業を展開する、パナソニックEWネットワークス代表取締役社長の元家淳志氏(2018年卒業)は、グロービスでの「志」の学びを次のように語っている。
「グロービスを選んだ理由は『志』の科目があったから。多くの人の共感を得て動いてもらうためには、経営知識だけでなく『志』や高いレベルでの価値観や倫理観が必要です。私は学生の頃から『モノづくりを通じて、世の中に貢献する』という『志』を持っていました。それはグロービスに入ってからも変わりませんでしたが、本気で『志』を語るには相当の責任と覚悟がいるのだということを、学びを重ねるにつれて痛感したのです」。
また、日立製作所の理事で環境インターナルイニシアティブ本部長兼サステナビリティ推進本部長として多様性ある組織づくりを実践する津田恵氏(2019年卒業)はこう話す。
「グロービスに入ると、『あなたは社会に対して何ができるんですか?』と、志をとことん問われるんですね。果たして自分に何ができるか。悶々と考えていた時期に、グロービスの仲間の問いにハッとしたんです。『どうして女性のリーダーって、超女性的か男勝りか、その2択なんでしょう?』。その人らしいリーダーシップってなんだろう。自分自身も長年葛藤していたこともあり、自ずとダイバーシティが大きなテーマになったのです」
※元家淳志氏、津田恵氏共に肩書は取材当時のもの
「普段の業務に没頭していると、同質化した環境に身を置きがちになります。グロービスで普段とは違う人たちと交流することで、化学変化は必ず起きる。人生100年時代の今、より豊かで楽しい人生を送るためにも自分というOSをアップデートしてほしい」(君島氏)
これには少し補足が必要かもしれない。自分をデジタルデバイスに例えると、新しいアプリケーションをどんどんインストールする=業務に直結する、特定の専門スキルだけを学ぶだけでは視座が高まらず、時代の変化に対応できない。
そうではなく、OSそのものをアップデートすることで、時代に適応した経営判断ができる新しい自分に生まれ変わることができるというわけだ。悩めるエグゼクティブ層のニーズにしっかりと応えたリスキリングとアンラーニング。2025年度からスタートする「EMBA」への期待が高まる。現在、無料体験クラス&説明会を全国のキャンパスおよびオンラインにて実施中。興味のある方はまず体験してみてはどうだろうか。