約6万件の顧客に最適なウェブソリューションを提供するエス・ケイ通信の強さは、業界屈指の営業力とオンリーワンの自社開発商品にある。廣瀨勝司社長に強さの源である「大家族主義」という経営理念、「人」を大切にする企業風土、そして2025年の目標について話を聞いた。
エス・ケイ通信
廣瀨勝司
代表取締役
廣瀨勝司
代表取締役
エス・ケイ通信は奇跡を起こす会社だ。
主要事業はウェブマーケティング事業、O2O(Online to Offline)事業、モバイルソリューション事業という成長市場をターゲットにした事業で構成されている。ウェブマーケティング事業は、ウェブサイトのプロモーションやマーケティングの最適化などを行う。O2O事業は、SNSなどオンラインで広く情報を発信し、顧客をオフライン(実店舗)へ誘導するソリューションの提案。モバイルソリューション事業は、店舗経営のトータルソリューションサービスを提供している。
売上高は2000年の設立以来、コロナ禍の期間も含めて25期連続で増収増益という「奇跡」を続け、24年の売上高は220億円、前年比売上高成長率は10%に達した。
安定売り上げが見込める
ストック型商材を展開
廣瀨勝司社長は、業績好調の外的要因を次のように分析する。