25期連続増収増益を達成した「奇跡の強さ」で業界をリード廣瀨社長は「人には大きな能力差はなく、原理原則にのっとった努力で差がつく」と説く

「主要顧客のサービス業が回復したことに加え、コロナ期に開拓した建築業、士業、自動車整備工場、学習塾といった業種からの受注が順調に増えたことが寄与しました」

 内的要因には、廣瀨社長が誇りとしている業界屈指の営業力がある。

「自社開発商材、集客ソリューションをワンストップで提供できる力と、個々の営業担当者がロジカルに考えて動く自律した営業力がコロナ禍によって一層鍛えられました。また、移動時間が削減できるリモート営業を取り入れたことで生産性も向上しました」

 21年にローンチした「ドローン映像制作」や顧客のサービスをアニメ仕立てで説明する「マンガ制作」という新サービスも軌道に乗った。22年からはストック型ビジネスのMEO(マップエンジン最適化)が動きだした。MEOは地図アプリの検索結果が上位に表示されるよう最適化を行うサービスで、店舗集客向上が期待できる。廣瀨社長は、「MEOの月商は現在月3億円ですが、2年後には5億円に引き上げる計画です」と新サービスの拡販に自信を見せる。