勝者と敗者:マツダとホンダが好調、ジープ・ラム・テスラは後退
コックスの暫定データによると、マツダとホンダは24年に米国市場でシェアを伸ばした。
マツダの販売台数は、ディーラー網の刷新と従来よりも高価格帯のSUVで高所得層を狙うといった長年の戦略が功を奏し、16%増加した。
電動トラックを手掛けるリビアン・オートモーティブが発表した第4四半期の販売台数は1万4183台で、ファクトセットがまとめたアナリスト予想の1万3000台を上回った。これを受け、リビアンの株価は3日に24%上昇した。同社の通年での販売台数は5万1579台と、ほぼウォール街の予想と一致した。
「ジープ」「ラム」といったブランドを擁するステランティスは、24年の米国市場では販売台数が15%減と不振だった。米国のディーラーからはこの1年を通して、ジープのSUVとラムのピックアップトラックの価格が高く販売が冷え込んだとの不満が出ていた。ステランティスの米国市場での不振は、カルロス・タバレス最高経営責任者(CEO)の先月の退任につながった。
テキサス州に本社を置く米EV市場のリーダー、テスラは、10年以上伸びてきた同社の世界販売台数が24年に減少に転じたと発表した。イーロン・マスク氏率いるテスラは国別の販売台数を公表していないが、コックスは、24年の米国での販売台数が約6%減少したと推計している。
リースが回復
信用調査会社エクスペリアンによれば、自動車購入者はリースに回帰する傾向にあり、販売に占めるリース車の割合は、23年の20%から24年は24%に拡大した。
リースは、月々の支払額をより少なくして新車を手に入れられるため、自動車ローンに高金利の影響が及ぶ中、魅力的な選択肢となっている。
一部のEVでリースの場合のみ連邦政府の税優遇措置の対象となることも、リースが増加している理由の一つだ。エドマンズによれば、24年11月時点でのEV販売におけるリース車の割合は72%に達した。
(The Wall Street Journal/Christopher Otts)
※この記事はWSJにて2025年1月7日 08:15 JSTに配信されたものです。




