【優先出資者への還元】
長年にわたって安定配当を継続! 地域の特産品を揃えた優待品も人気
信金中金では、1口当たり6500円の配当を継続。2025年3月期も6500円を予定している。
優待制度もあり、1~2口は1000円相当の優先出資者限定オリジナルグッズがもらえる。2024年度は、能登半島地震復興支援の一助として、奥能登産のお米1㎏だった。3口以上10口未満は3000円相当、10口以上は6000円相当のグルメカタログがもらえる。
【強み】
国内金融機関で10位の資金量、財務基盤も堅固!
信金中金が運用する資産は40兆円を超え、国内有数の機関投資家として高い存在感を示している。また、資金量は国内の金融機関で10番目に位置する*。
加えて、格付会社からは国内金融機関のなかでもトップクラスの格付を得ている。その理由は、ビジネスモデルの安定性と財務の健全性にある。資金調達は、全国の信用金庫からの預金が7割を占め安定的な上に、運用する資産の中身は、信用力の高い有価証券や、大企業向けの貸出金が中心で健全性が高い。
「自己資本比率」も24.23%と非常に高い。2025年3月期第3四半期の親会社株主に帰属する当期純利益は、前年同期比47.3%増益の332億円。通期目標400億円に対する進捗率は83.2%を達成。
*2024年9月末時点。
――個人投資家にとって気になるのは信金中金の成長性だ。次ページでは、持続可能な地域経済社会の実現に向けての取り組みを紹介する。