グループ力を生かし
最善の方法を提案
1970年代から供給が本格化したマンションは、全国に約700万戸存在し、そのうち築40年を超えるマンションは125万戸に上る。だが、建替えの実現数は全国でわずか297件(24年3月時点)。その中でも、同研究所はこれまで着工ベースで50件の建替えに参画してきた。それを可能としたのは旭化成グループの力を活用できるからだと、重水所長は言う。
アトラス青山レジデンシャル(東京都渋谷区)
2023年7月竣工・61戸(非分譲住戸35戸を含む)
1961年竣工の「青山アジアマンション」(住宅40戸)の建替え。給排水管などのライフラインの修繕が困難で、軀体も老朽化していた。専有面積は異なるのに土地持分割合は均等であったため、不動産鑑定士に従前区画を査定してもらい区分所有者間の衡平性を確保。コロナ禍での合意形成活動で、外国人区分所有者とのコミュニケーションなどの苦労を乗り越えて建替えを実現した
2023年7月竣工・61戸(非分譲住戸35戸を含む)

「分譲マンションに建て替えることはもちろん、再取得する人が少なければ敷地売却による建替えも選択肢の一つです。当社グループから、土地の価値を最大化する方法も提案できます。建替え実績は、さまざまに異なる課題を抱えた管理組合さまのご要望に応えてきた証しでもあります」
いざ建替えを進めようとしたら課題山積。管理組合がなく理事会も開かれておらず、管理規約にも不備があるケースがあった。規約に不備があるとそれに基づいて開催した総会も無効になる。同研究所では、建替えのスタート地点に立つための支援から始めることもある。
豊富な建替え事例で蓄積した知見とノウハウを基に、より満足できる生活、そしてより高い資産価値を区分所有者に提案できることが同研究所の強みだ。
●問い合わせ先
旭化成ホームズ株式会社
マンション建替え研究所
〒101-8101 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング5階
TEL:0120-691-512
https://www.afr-web.co.jp/tatekae-lab/index.html/
旭化成ホームズ株式会社
マンション建替え研究所
〒101-8101 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング5階
TEL:0120-691-512
https://www.afr-web.co.jp/tatekae-lab/index.html/