ハンデックスの事業は
次のステージへ
同社の柱の一つである「ハンデックス」の事業は、かつては新規出店数を増やすことで売り上げを拡大してきた。しかしこれからは新規出店のペースを落とし、より一層品質・技術力を磨き上げることで収益率を向上させる戦略にシフトする。「これからはますます人材の確保は難しくなります。大事な社員やスタッフ一人一人の技術を上げ、全国に拠点展開するハンデックスだから提供できる、ワンランク上の業務請負サービスを目指します」。
多国籍の社員が働く。「多様性を受け入れて、固定観念を打ち破れる人」が採用基準
また、日本人だけではなく200人を超えるグローバル人材も全国に配置し、体制強化を進める。さらには研修センターでの技術・安全教育や力量評価システムを導入。評価結果に基づき適切な現場に配置することで、施工品質と顧客満足度の向上につなげている。
同社で働くグローバル人材は、ベトナム、インドネシア、ウズベキスタン、バングラデシュ、ネパールなど多国籍だ。
「研修では日本語や文化、安全規則だけでなく、現場でのコミュニケーションも重視しています。女性のグローバル人材も積算や事務などで活躍しています」と徳村社長。待遇は日本人と同等。社内には多様性を受け入れる空気が広がり、国籍に関係なく成果を評価する風土が根付きつつある。
社内の積算チームにも外国人材を登用。国籍に関係なく成果を評価している
外国人材の安定確保に向け、同社はベトナムとウズベキスタンの大学に寄付講座(※)を開設。現地で日本語・日本文化や業務に必要な専門用語を教えている。「1~2年生の段階から日本での仕事を意識してもらいます。直近では当社のクライアント企業に現地大学卒業のグローバル人材を、新卒者として30人採用していただくなどの実績も出てきています」(徳村社長)。教育から採用、就業までを一貫して行うことで、人材の質と定着率を高めている。
※寄付講座:民間企業や業界団体の寄付金(奨学寄付金)を財源に、開催される講座