「こころやからだの相談窓口」を設置し、本社ヘルスケアセンターへの相談、外部の医療機関等への相談ができる仕組みを整えた。
健康層に対しても「未病の取り組み」として、運動、睡眠、食事等の健康に関する正しい情報を得てもらうための「健康リテラシーの向上」と、健康のためのアクションを行う「健康増進活動」を実施している。
みんなが楽しく健康になれる
イベントや仕組み
健康リテラシーの向上では、新卒の入社1日目の健康管理研修に始まり、定期的に心と体の健康について学ぶ研修がある。
健康増進活動は、従業員が楽しんで継続できる工夫がなされている。
従業員一人ひとりが自分の健康状態と健康活動を把握できるよう、健康促進企業JMDCが提供する健康ポータルサイトを導入。自分専用のアカウントで、健診データから健康年齢の算出や入院リスク、医療費シミュレーションを提示する。スマートフォンの歩数計などによって、買い物などに使えるポイントをためられる仕組みがある。
「結構たまるので、みんなよく歩いています。私はお米などと交換しています」(加邉氏)。
この仕組みを活用してウオーキングイベントを複数開催。小倉第一工場で行われた、3、4人がチームとなり1カ月の平均歩数を競うイベントには1400人が参加した。「チーム対抗なので運動会のノリで盛り上がりました。通勤途中にバス停一つ分を歩いたり、昼休みに工場内を歩いたりする人も増えました」(前原氏)。
減煙・禁煙プログラムも成果が出ている。減煙施策では、吸う人と吸わない人が2人一組のチームを組み、1カ月の減煙プログラムに取り組む。外部の卒煙カウンセラーが6カ月間の指導を行うプログラムでは、23年度の参加者の47%が卒煙に成功したという。
食事改善指導施策としては、手のひらにセンサーを当てるだけで野菜の摂取量が分かるカゴメの「ベジチェック」、ライザップとコラボして座ったままできる腰痛ストレッチの動画のオンライン公開など、多様な施策を実行している。
「私も3年前にヘルスケアセンターに配属になってから痩せました。健康年齢が実年齢マイナス8歳になりうれしく思っています。みんなが楽しく健康になれる仕組みを作っています」と加邉氏は言う。
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