業種ごとの多彩なテンプレートを用意
ビジネスの変化に対応する拡張性の高さも特長

 FutureStageが対象としているのは中堅・中小規模の製造業。その多くは、売上高300億円までの企業である。

 自動車部品業、金属加工業、一般機械業などの業種ごとに多彩なテンプレートがあり、これを活用することで、ノンカスタマイズで短納期・低コストなシステム構築が可能になる。もちろん、自社のユニークさをシステムに盛り込んだ形、つまりカスタマイズでの導入にも対応している。

 拡張性の高さもFutureStageの大きな特長だ。導入後、事業の成長や業務の変更などに対応して、生産管理システムも容易に進化させることができる。ビジネスの成長とともに成長するシステムと言えるだろう。

 在庫の見える化や生産計画の精緻化、業務効率の向上など生産に関する各種ニーズを満たすだけでなく、内部統制の機能も強化している。さらに、日立グループ各社の持つ多様なソフトウエアとスムーズに連携する点も優位性の一つ。

 機能面ではすでに多言語・多通貨対応を終えており、今後は顧客企業のニーズに応じて海外での導入支援も行うという。また、スマートデバイスを活用して入出力できるような機能拡張も予定されている。

 なお、2009年にはFutureStageのクラウド版も登場。自社保有の形態だけでなく、クラウドサービスとして生産管理システムを利用することもできる。

 

■「ニッポン型生産管理」トップページへ