自ら期待値を上げ
業界の変革を目指す

 各現場の社員の話を聞いてみると、ホスピタリティのあり方に関する唯一の答えがあるわけではないことがよくわかる。

 それぞれの業務に求められるホスピタリティとは何か──。

 そう不断に問い続け、実践を続けることこそが、国際自動車のホスピタリティの内実である。そういってもいいかもしれない。 

 理念やマニュアルといった仕組みづくりが一方にあり、現場で臨機応変に顧客からの期待に応えていくことが一方にある。

 その2点がバランスよく両立しているが故に、社員の一人ひとりがモチベーションを持って創意工夫に努めることができる。

 社員への期待値を上げ、会社への社会からの期待値を上げること。この取り組みによって、国際自動車は今、タクシー業そのものを変革しようとしている。