行動と工夫の積み重ねが
ホスピタリティを生み出す

国際自動車 企画・広報室
李 斯慧 氏

 今年で入社3年目となる李斯慧(りしえい)さんは、この4月に新設された企画・広報室で、ホスピタリティという考え方を社内に周知することに取り組んでいる。

「私たちの考えるホスピタリティは、社員一人ひとりの感性を活かすことが基本です。『その時』『その場』『そのお客さま』さらに他の運転者、歩行者の方々に、最善と思われることをして差し上げることと定義しているのです」

 現在、各営業所では、出庫前に、企業理念・経営方針・モットーを社員全員で唱和し、毎月一回ホスピタリティ・ブックを読み込み確認し合う取り組みが行われている。

 また、ドライバー同士がホスピタリティの実践についてのディスカッションを行うことも珍しくない。そのような行動の一つ一つが、グループ全体のホスピタリティレベルの向上につながっている。

 中国から日本に来て9年。自ら、バイリンガルサービスを拡充する施策に取り組み、国際自動車の「国際化」を進める。

「英語を話せるドライバーは現在も500人ほど在籍していますが、今後は、中国語、韓国語のサービスも充実させて、海外からのお客さまにもっとご利用いただけるようにしていきたいですね」