頭から爪先まで
革新技術を搭載

“革新的テクノロジー”といえばもう一つ、話題を集めるのがボール。ラバーではなく、軽く反発力に優れた樹脂系素材の「レジン」をコアに用いた『RZN(レジン)』シリーズだ。すでに多くの契約プロが『RZNブラック』『RZNプラチナム』にチェンジし、ツアーでその性能を実証している。

 そもそもランニングシューズの会社ということもあり、ゴルフシューズも充実。タイガーのためにデザインされた『TW,14』は、はだしのように軽やかな履き心地を目指した「ナイキフリー」テクノロジーを採用。マキロイが使用する『ルナ コントロールII』には、足裏全体に衝撃を吸収して疲れにくい「ルナロンクッション」を搭載した。他ジャンルのスポーツシューズで培った経験や技術が、惜しみなく投入されているのだ。

「HEAD TO TOE」、すなわち頭から爪先まで「スウッシュ」のロゴマークでそろえられるのもナイキの強み。ウエアも、スイングしたときに肩が突っ張らないなど、ファッションアイテムのみではなく、動きやすいギアに仕上がっている。

「若手の有望株、薗田峻輔も契約を結んで、国内外のナイキアスリートたちの戦いぶりが楽しみだね」(薬師寺さん)

ダンロップの
シューズが充実

 国内メーカーで薬師寺さんが注目するのはダンロップスポーツ。

「何といっても松山英樹ですよ。米国でも大いにやってくれるでしょう!」

 ブース内には松山が使用するスリクソンのクラブが展示されており、クラブマニアでもある薬師寺さんも食い入るようにチェックしていた。

『スリクソン』『クリーブランド』『ゼクシオ』とヒットクラブを抱えるダンロップだが、昨年4月にアシックスとの業務提携を発表。シューズ部門も強化された。

 19万人もの足形を研究してきたアシックスが誇る3次元足形計測器「インフット」に薬師寺さんもチャレンジ。3カ所に計測用シールを貼り、「インフット」に足を入れるとさまざまなデータを計測してくれる最新機器だ。同年代の平均に比べて足幅が細めとの結果に「えっ、幅広だと思ってたのに……」と驚く薬師寺さん。

「サイズは実測値より1センチ余裕を持たせたほうがいいですよ。ぴったりのサイズだと、スイングで足を蹴るときに指が動かせません」

 など、自分に合ったシューズ選びのアドバイスを熱心に聞き入っていた。