消費増税による負担増で、家計の見直し機運が高まっている。中でも、家計に大きなウエートを占める保険に対する消費者マインドに変化が見られるようだ。保険を見直す際には、商品に関する十分な情報収集をしたうえで適切に判断したい。

消費増税による消費マインドの変化
保険では3人に1人が見直しを検討

 2014年4月から消費税率が5%から8%に引き上げられた。14年度は消費増税のほかにも、6月からは東日本大震災の復興予算を賄う住民税増税がスタートするほか、年金支給額が減る一方で年金保険料などの負担は増加する。また、70~74歳の高齢者の医療費窓口負担が段階的に1~2割上がり、さらに高校授業料無償化にも所得制限が課される。15年10月には消費税率が10%と、もう一段引き上げられる予定だ。

 家計への負担が増加するなか、家計対策として保険料の見直し機運が高まっているようだ。情報メディアサイト「保険市場」を運営しているアドバンスクリエイトの調査によると、調査対象の3人に1人が「増税を機に保険の見直しを検討している」と答えたという。

 とはいえ、保険は単純に金額を削ればいいというものではない。どんなに保険料が安くても、大事な家族を守るために必要最低限の保障が含まれていなければ、結果的に無駄な出費となりかねない場合もあるのだ。保険は"値段"(保険料)だけでなく、"中身"(保障内容)もしっかり吟味することが大切である。

日本最大級の情報メディアサイト「保険市場」(画像をクリックするとサイトに飛びます)

 そうした保険の見直しや保険選びをサポートするサービスも近年ますます充実してきている。特に注目されているのが、先の調査を行ったアドバンスクリエイトの情報メディアサイト「保険市場」だ。

「保険市場」の大きな特長のひとつは、なんと言っても比較検討できる保険商品の充実ぶり。外資系から国内系まで国内最多となる75社の商品を網羅。生命保険からがん保険、医療保険、学資保険、自動車保険など、"保険"と名の付く多くの商品を見比べることができる。

 現在、同様の業態は数社存在するが、専業保険代理店として唯一株式を公開しているのが運営会社のアドバンスクリエイト。同社の朝田宏幸 理事・社長補佐は「15年以上前に日本初の保険比較サイトとして誕生した『保険市場』は、商品掲載件数、アクセス数ともに国内トップクラスです」と語る。