EC事業に関わる皆さんにお伝えしたいのが、誰が、何を買っているのか? どういった方が自社のお客様なのか?まず顧客を知り、商品を知り、市場を知っていく事。つまり事業を拡大するためには、第一に『顧客の見える化』を行う事が重要だという点です。

 分析することで見えてくる顧客行動は、非常に興味深いものがあります。行動が見えてくると、売りたいもの、つまり顧客が欲している商品が明確になってきます。場合によっては、顧客の趣味・嗜好までも読み取ることができます。欲しい商品が明確になることで、顧客にアピールできる要素・素材が揃い、リピーター獲得に繋がるのです。

 カスタマーリングスでは、EC事業におけるマーケティングオートメーションを推進し、業務の自動化を実現しています。これにより、今まで出来なかった顧客をもっと知る事や、よりクリエイティブな付加価値業務にリソースをシフトすることが可能になります。

 また、オートメーションを実現することで、顧客にとってタイミングよくコミュニケーションが出来る。つまり、顧客育成のシナリオを構築し、顧客育成まで自動化されます。

 まさに「顧客の見える化」と「マーケティングオートメーション」の実現によって、継続的なEC事業の活性化が実現できるのです。

EC事業の可能性が広がる
「カスタマーリングス」の今後

 最初にも言いましたが、「顧客の見える化」を実現していくことで、EC事業の『売る力』も上がっていきます。「カスタマーリングス」においては、現在200社近い企業に導入をいただいておりますが、まだまだ追加したい機能はたくさんありますし、この先もっと可能性が広がるシステムだと確信しています。さらに認知度を上げていき、EC事業の活性化と効率化に貢献していきたいです。

 

※EC支援専門誌『ECのミカタ通信』2014.vol.7より転載