【第4回】インターンシップ最前線 囲い込みからつながりへ

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フリークアウト、三井住友海上、VOYAGE

著者・コラム紹介
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「歯ごたえ」のある
プログラムを提供する

 ダイヤモンド・ビッグ・アンド・リードが毎年発表している『大学生が選んだ新卒採用力ランキング』で、2014年のインターンシップ部門1位となったのが、三井住友海上火災保険である。同社は、6年ほど前から「MSI インターンシップ」と題したインターンシッププログラムを実施している。5日間のプログラムが基本で、学部1年生から大学院生までが参加可能だ。

三井住友海上
人事部採用チーム 足立信吾氏

 同社人事部採用チームの足立信吾氏によれば、プログラムの目的は二つある。

 「一つが、学生の皆さんに損害保険の世界に触れてもらうことです。業界の仕組みや会社の事業内容を知ってもらい、損保事業の社会的意義についての理解を深めてもらう。それが、多様で優れた人材を業界に呼び込むことにつながると私たちは考えています。もう一つは、5日間のプログラムを通じて、学生の皆さんに成長してもらうことです。社会人になるに当たっての気構え、意識、コミュニケーションの方法などを学び、ひと回り大きくなってほしい。それが私たちの思いです」

 プログラムでは、ロールプレイングやグループワークのメニューが気を抜く暇がないほど細かに設定されており、1日のプログラムの最後にはプレゼンテーションのメニューが用意されている。学生へのフィードバックも毎日実施し、具体的なアドバイスを行う。

三井住友海上
人事部採用チーム 正田悦子氏

 「プログラムは、この数年で、より〝歯ごたえ〟のある内容に変わってきました」

 そう話すのは、同じく人事部採用チームの正田悦子氏だ。

 「“みんなでわいわいやって、楽しかった”といった要素は年々少なくなり、あえて負荷をかけ、ハードルを越えることで成長してもらうという方向にシフトしてきています」(正田氏)

 三井住友海上のインターンシップは採用との直接の関連はないが、考え方はフリークアウトに非常に近い。「楽しさ」よりも「挑戦と成長」を重視するプログラム。それが両社に共通するインターンシップのコンセプトだ。

 プログラムには内定者も企業側のスタッフとして参加してもらい、グループワークのサポートなどを担ってもらう。それによって、内定者自身の成長と、内定者と学生のコミュニティが成立することが期待できる。

 「そのようなコミュニティの中で、三井住友海上に対するロイヤルティが高まっていくことが理想です」(足立氏)

 今年はさらに内容を拡充し、「MSI COLLEGE」と題した最大14日間のプログラムにする予定だ。

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[制作/ダイヤモンド社クロスメディア事業局]

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