あなたは、全社員の顔と名前が
分かる経営者・マネジャーですか?
成長分野がサービス産業にシフトしている今日、「企業は人なり」がますます重視されている。例えば、コンサルティング会社やIT技術者、小売りでの接客など、これらは、人の働き方やアイデアの出し方がそのまま生産性に直結し、業績を左右する。現場で働く人々が、いかに生き生きとやりがいを持って働ける職場環境をつくるか、試行錯誤の日々を送る経営者やマネジャーも多いだろう。
だが、悩む前に少し振り返っていただきたい。「あなたは、全社員の顔と名前が分かりますか?」と聞かれて、「はい」と即答できるだろうか。
カオナビの柳橋仁機・代表取締役は、こんな疑問を投げかける。
カオナビ 柳橋 仁機 代表取締役 やなぎはし ひろき
2000年、東京理科大学大学院 基礎工学研究科 電子応用工学専攻修了。同年、アクセンチュア入社。02年、アイスタイル入社、人事部門を統括。05年、サイバーエージェントとのJV子会社の立ち上げに参画。08年、カオナビを設立し現職。
2000年、東京理科大学大学院 基礎工学研究科 電子応用工学専攻修了。同年、アクセンチュア入社。02年、アイスタイル入社、人事部門を統括。05年、サイバーエージェントとのJV子会社の立ち上げに参画。08年、カオナビを設立し現職。
社長や役員、上司から「鈴木さん」と名前を呼ばれ、自分の仕事を褒められたら、社員のモチベーションはきっと上がるし、組織へのロイヤルティも向上するだろう。トップが自分の顔と名前(=存在)を認識している、かつ、仕事ぶりが評価される。これこそ、「現場で働く人々が、生き生きとやりがいを持って働ける職場」づくりの原点ではないだろうか。
しかし、企業が大きくなるほど、経営者やマネジャーが全社員の顔と名前を把握することは困難になってくる。これを何とか解消できる方法はないかと柳橋氏が考案し、製品化したのが、クラウド型人材データベース「カオナビ」だ。