オリジナル商品開発支援の
MDコンサルティング

iida飯田和之
Kazuyuki Iida
タナベ経営
SPコンサルティング本部
副本部長

「企業のオリジナル商品開発支援がMDコンサルティングの核となります。新規のオリジナル商品開発を顧客と一体となって実施するもので、これまでも、顧客と弊社双方の企画と知恵を結集した新商品が誕生し、業績の向上に貢献しています」と述べるのは同社SPコンサルティング本部の飯田和之副本部長だ。

 例えば、着物総合加工会社と一緒に開発した軽量・高機能の「きもの収納ボックス」や、化粧品・雑貨製造販売会社と一緒に開発したブランドコンセプトに合わせた高級感ある「Made in Japan 美粧雑貨」などは代表例。直接的売り上げ拡大支援を行う過程で、他社と差別化できる高付加価値商品が誕生した。

「現在、SPコンサルティング本部の顧客数は約5000社で、約800社の国内外の仕入れパートナー企業と連携できるのが私たちの強みです」(若松社長)

 コンサルティング会社でありながら、多くのビジネスパーソンに愛用されてきたビジネス手帳「ブルーダイアリー」を自社で開発した同社のノウハウは、こうした形で受け継がれている。

変化と成長に挑む
戦略パートナー

 激しく変化する経済環境の中、今後、企業に事業戦略や組織に関する課題が生じることも十分考えられ、未来の顧客づくりの障壁となることもあるだろう。これについて若松社長は、「SPコンサルティング、MDコンサルティング以外にも、事業戦略や組織戦略、全国130を超える金融機関や会計事務所とのアライアンスコンサルティングから、人材育成サービスや事業承継コンサルティングまで、一気通貫のチームコンサルティングをご提供できるのはタナベ経営だけでしょう。新たなコンサルティングモデルを創造し、多くの顧客企業の変化と成長、そして地方創生に寄与したいですね」と語る。

 同社が蓄積してきた経験とナレッジを総合的に活用するための中枢的機能を持つ「戦略総合研究所」も社内に設置した。変化と成長に挑む戦略パートナー・タナベ経営。「新たな全社チームコンサルティング経営」が、いよいよ本格稼働する。