NIKON IMAGING JAPAN
正確な距離が分かればスコアは必ず良くなる

ギアメーカーだけでなく、ゴルフに関するさまざまな新製品を手にすることができるのもゴルフフェアの魅力です。次に訪れたのはニコンのブース。ニコンといえばもちろんカメラですが、今やプレーの必需品ともいえる距離計測器も出しているのです。ツアープロにも人気だというその性能に迫ってみました。

「ニコンでは三つのタイプをそろえています。メイン商品は高低差も計算できる"COOLSHOT 40i"です。高度な測距性能を備えていることはもちろんですが、素早く的確にターゲットに照準を合わせることができます。その他、直線距離専用モデルの"COOLSHOT 40"とポケットサイズで携帯しやすい"COOLSHOT 20"があります」

さすがはニコンと感じさせられたのがやはりレンズ機能です。距離計測器は当然プレー中に使うわけですが、使い勝手が悪ければ、その行為自体が面倒になります。ですから、的確かつ素早く照準を合わせることができるかが大切になります。

その点を会場でも試させてもらいましたが、本当に照準を合わせやすいんです。契約している上田桃子プロも、優れた測距性能と高速レスポンスを絶賛しているというのもうなずけます。

BRIDGESTONE SPORTS
PGAツアープロも使用する二つの実力派ボール

真っ赤で大きなトレーラーが印象的だったのがブリヂストンゴルフのブースです。ツアープロを試合会場で実際にサポートしているツアートレーラーの中を見ることができるとあって、長い列ができていました。そんなブリヂストンゴルフの今年の注目商品はボールです。

"B330S""B330X"は昨年から実際にPGAツアーの契約プロも試合で使用して、高い評価をもらっています。ブラント・スネデカーはB330Xを使用して今年早々に優勝を飾っています。マット・クーチャーはB330S、フレッド・カプルスもB330Sを使用しています」

二つのボールをこすり合わせてみてくださいと言われてやってみたんですが、ボール同士が密着し合って、こすれないんです。表面のカバーが吸い付く感じがあり、いかにボールがソフトかが理解できました。

Sがいわゆるスピン系でXがやや飛距離に重きを置いた設計になっていますが、共に表面は柔らかいですね。こういった柔らかさはラフからのアプローチで非常に好影響を与えると思います。特にPGAツアーの粘っこく深いラフからでもスピンをかけることができれば、大きな武器になることは間違いありません。