高度なオペレーティング
モデルへの変革を促す

 その一つの試みとして、現在、日本市場において、ITシステム間に介在する人的作業プロセスを自動化するソフトウェアソリューション「ロボティクス・オートメーション(RA)」を採り入れ、迅速性と正確さを格段に引き上げるプロトタイプの検証を開始した。

 実は多くの日本企業で、業務プロセス効率化のボトルネックの一つが「ITシステム間をつなぐ人手作業」だと杉浦氏は指摘する。

「基幹システムに追加のサブシステムをつぎはぎして運用するなど、業務のための情報インフラが非効率になっていることが多い。その結果、データ収集やレポーティングなどにおいて手作業が生じ、業務処理速度や正確さに悪影響を及ぼしている」(杉浦氏)

 業務プロセスを可視化する過程でそうした非効率を徹底的に洗い出し、ボトルネックとなっている人手作業を自動処理に置き換えていく。

「これからのグローバル経営を考える際に、海外拠点を含めたグローバル人材の確保と育成は、持続的な成長のために、中長期的な課題でもある。変化する雇用環境の中で、日本企業においても、経営資源の最適化の観点から、シェアードサービスやアウトソーシング、自動化などをハイブリッドに組み合わせ、人材を育てながら、体質強化に取り組む例が出始めている。今後も、プロセスの改善に加え、デジタルやアナリティクスなど、高度なオペレーティングモデルへの変革を促すソリューションを強化していく」(杉浦氏)

 グローバル競争優位性を確保、維持するために、今こそ、デジタルを活用した戦略的なオペレーティングモデルへの変革を実行する時期に来ているといえるだろう。

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