女性社員が男性社員を評価するとき、一体どこを見ているのか――。職場に気になる女性がいてもいなくても、男性なら誰もが知っておきたいところだろう。
そんな男性読者の皆さまのため、ダイヤモンド・オンラインが会社員として働く女性100人(※)に「男性社員を評価するとき、最も重要視するポイント」を尋ねてみた。すると最も多かったのは「礼儀正しさ・人間性」、次いで「仕事ができる」、3番目が「身だしなみ」だった。
(※)以下すべて、アンケート調査会社・ジーリサーチの協力で会社員女性100名を対象に実施した『女性社員に聞く「男性社員を評価するポイント」』アンケートより(実施日は5月20日)。
ならば礼儀正しく女性に接してさえいればいいんだ、と思われたかもしれないが、それは少し早合点かもしれない。同じく女性100人に自由回答で「どんな男性社員は評価が上がりますか?」と尋ねたところ、「礼儀正しさ・人間性」と答えた人であっても、
「清潔感があって、ユーモアのセンスがある人」(32歳、東京都)
「おしゃれ身だしなみがちゃんとしてる。清潔感がある」(26歳、埼玉県)
「清潔で正直」(41歳、京都府)
など「清潔感」を挙げる人が続出していたのだ。
さらに「どんな男性社員は評価が下がりますか?」と尋ねたところ、今度は、
「体臭がきつい」(32歳、兵庫県)
「臭くて、よれよれの服を着て、すり減った靴を履いている」(46歳、東京都)
「無精髭が生えていたり、フケがついてるなど不衛生」(27歳、福井県)
など「不潔さ」を挙げる人が約3分の1を占める結果となった。これらの結果からは、「身だしなみが整っているのは当然。そのうえで礼儀正しさが備わっていて、仕事のできる男性は評価が高い」という女性の厳しい本音が聞こえてくる。