「SMOスコア」で企業のソーシャルメディア活用を支援する

 「SMO」とは「Social Media Optimization(ソーシャルメディアの最適化)」の略であり、サイトへのアクセス向上施策の一つとして考えられている。

  オプトの「SMOスコア」は、企業のソーシャルメディアへの対応状況を診断、つまり「見える化」するサービスである。

  診断は、まずヒアリングを通して各企業のソーシャルメディアへの取り組み状況や目的・コンディションなどを把握することから始まる。

 それらを踏まえ、Webサイト内分析、ソーシャルメディア分析、ユーザークチコミ分析、WebPR活動の分析という四つの側面で、おもにソーシャルメディアからのトラフィック獲得施策の現状を分析し指標化(=SMOスコア)する。

 たとえばWebサイト内分析では、ソーシャルメディアで活動していたユーザーが自社商品情報などに触れたとき、スムーズにWebサイトに誘導できるかどうかなど、Webサイトの「つくり」という観点で、ソーシャルメディアへの対応状況を調査する。

 ソーシャルメディア分析やユーザークチコミ分析、WebPR活動の分析では、ソーシャルメディア上での、自社に関する情報量や評価を把握できているかどうか、またソーシャルメディア空間における自社関連のクチコミの伝播状況やPRによる反響を把握する仕組みの有無などについて調査する。

 これらの診断から現状を「見える化」できれば、その結果を活かし、企業はマーケティング活動におけるPDCAサイクルを回すことができる。

 さらに、「オプトでは診断のみではなく課題解決に向けたサポートまで積極的に行っていきます。診断後、課題に合わせた各種ソリューションを活用しながら企業の新しいマーケティングの形やソーシャルメディア活用を支援していきたいと考えています」と同社・栗山 慎 ソリューション本部 本部長は語る。