「日本人の2人に1人ががんになる」といわれている昨今ですが、日本のがん検診受診率は先進国の中でも最低レベル。さらにコロナ禍ということもあり、2020年度の受診率は前年より3割も減っています。とはいえ、やみくもにがん検診を受けるのではなく、検査内容や年齢、受診のタイミングなど、今の自分がどの検診を受けるべきかを正しく知る必要があります。そこで今回は、医師であり、国立がん研究センターのがん検診の専門家でもある中山富雄さんの著書『知らないと怖いがん検診の真実』(青春出版社)から、検診の前に知っておきたい、年齢や性別によるがんの傾向について抜粋紹介します。
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