歴史的な円安の流れは、今年夏に転換点を迎えたとみられる。これまでの円安は輸入コスト上昇などのマイナスが大きかった。今後、10円程度の円高ドル安が進めば24年度の成長率は0.1%程度押し下げられるが、景気回復の基調は維持される。しかし購買力平価では1ドル=90~120円で、ここまで円高が進むと話は違ってくる。

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