文化庁による2023年度の「国語に関する世論調査」で、月に1冊も本を読まない人が6割超に上ることが判明した。このように本を読まない人が増えている中、「人が本を読まなくなる理由」を労働史の側面から紐解いた新書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)が、23万部を突破し話題となっている。その著者であり文芸評論家である三宅香帆氏に、2023年と2024年のビジネス書ランキングで2年連続1位に輝いた『頭のいい人が話す前に考えていること』の著者でコンサルタントの安達裕哉氏が話を聞いた。読書家である安達氏と三宅氏が考える「本が読めなくなる理由」と、二人が本を読み続ける理由とは何か。(文/神代裕子、ダイヤモンド社書籍オンライン編集部)
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