子どものころ、「ちゃんと考えてから話して」と言われたことはないだろうか。もしくは上司に「よく考えて」とか「ちゃんと考えた?」と言われたり、部下の言動に「こいつちゃんと考えたか?」と思ったことはないだろうか? 人間は1日に一万回思考していると言われています。みんな考えているのに、考えている人と考えていない人に別れるのはなぜでしょうか? 考えていない人と考えている人の差は思考の量ではありません。徹夜して考えたからといって「あの人、頭いい」とならないでしょう。両者の差は思考の「量」ではなく、思考の「質」なのです。コンサルタントとして3000社1万人もの人と対峙してきた安達氏が、誰でも思考の質を高め、「頭のいい人」になれる方法を伝授します。