モノに意匠を施すこと以外の「デザイナーの力」が注目されている。特に、製品開発や事業設計の上流に、デザイン行為を組み込み、これまでにない視点を生み出そうとするケースが増えている。武蔵野美術大学でビジネスデザインの研究を進める岩嵜博論教授は、ユニクロの持続的な成長を支えた、デザイナーの「ある役割」に注目している。デザイン経営を推進するCDO(チーフ・デザイン・オフィサー)に必要な資質を考えるヒントについて、同教授に話を聞いた。

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