2023年度の「国語に関する世論調査」で、「1ヵ月に本を1冊も読まない人は6割を超える」という結果が出たほど、読書離れが進んでいる。「本を読む子になってほしい」と考えている親は多いと思うが、一体どうすればいいのだろうか。元東京都公立小学校指導教諭で、ベネッセ教育研究所の主席研究員である庄子寛之さんは、著書『自分で考えて学ぶ子に育つ声かけの正解』で、図書館の利用を勧めている。なぜ図書館を活用すると、子どもは自然に本を読むようになるのか。本書の内容をもとに、その理由を探っていく。(文/神代裕子、ダイヤモンド社書籍オンライン編集部)
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