ソ連崩壊後は世界に民主主義が広がると論じた『歴史の終わり』がベストセラーとなって30数年。世界は対立が続き、米国では第2次トランプ政権が誕生し民主主義の力が揺らいでいる。前日本銀行総裁の黒田東彦氏が執筆する連載『黒田東彦の世界と経済の読み解き方』の今回のテーマは、「『歴史の終わり』の終わり」。黒田氏が論じる民主主義の揺らぎと分断が進む世界の行く先とは?

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