写真はイメージです Photo:PIXTA
「これ、本当は3万円だけど、私から買ったら2万円よ」気さくで優しい職場の先輩から買わされたバッグは粗悪品だった!「文句を言いたいが、そんなことをしたら会社に居づらくなってしまう」と悩んでいたところ、“被害”にあっていたのは自分だけでなかったことが発覚し……。副業ブームやSNSの普及により、職場内の物販トラブルが増えている。放置した場合、会社にはどんなリスクがあるのか。またこうした問題社員を、会社はどう裁くべきなのだろうか?(社会保険労務士 木村政美)
<甲社概要>
輸入品を扱う専門商社で、従業員数は300名。
<登場人物>
A:今年1月に中途入社した貿易課所属の女性社員。25歳。
B:専門学校卒業後に甲社に就職し、経理課所属の女性社員。45歳。
C:Aと同じ部署の先輩女性社員。30歳。
D部長:総務部長で50歳。(人事・総務の責任者)
E:甲社の顧問社労士
輸入品を扱う専門商社で、従業員数は300名。
<登場人物>
A:今年1月に中途入社した貿易課所属の女性社員。25歳。
B:専門学校卒業後に甲社に就職し、経理課所属の女性社員。45歳。
C:Aと同じ部署の先輩女性社員。30歳。
D部長:総務部長で50歳。(人事・総務の責任者)
E:甲社の顧問社労士
昼休みに話しかけてきた、優しくて気さくな先輩社員
1月中旬の昼休み、Aは休憩スペースで1人、弁当を食べていた。中途入社して日が浅いAには、まだ、仲のいい友達もいなかったからだ。そこへ偶然、Bがテーブルの真向かいに座った。
「あら、あなた見かけない顔ね。もしかして今度入った新人さん?」
「はい。貿易課のAといいます。よろしくお願いします」
「私は経理課のBよ。仕事で困ったことがあったら何でも相談してね、力になるから。そうそう、会社の隣にあるイタリアンレストランのパスタランチがすごくおいしいの。今度一緒に行かない?」
ベテラン社員のBはおしゃべりが大好きで、気さくにいろいろと話しかけてきた。当初は少し緊張していたAだったが、明るくて優しい性格のBにすっかり気を許してしまった。







