かつて「保守本流の女帝」といわれたフィクサーがいた。32歳で大物政治家の秘書になり、吉田政権下の与党・自由党の重鎮7人による幹部会に出席を許され、池田勇人、佐藤栄作といった歴代首相と対等に渡り合った。その名は辻トシ子。『昭和の女帝 小説・フィクサーたちの群像』のモデルである女性の実像に迫るこのドキュメンタリー動画には、元首相の福田赳夫、大平正芳、宮澤喜一、元財相の藤井裕久、元衆院議長の綿貫民輔、元財務官の大場智満らが登場。側近たちの証言から、辻トシ子と米国政府との関係、さらには「戦後最大のフィクサー」といわれた児玉誉士夫とのつながりを明らかにする。

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