中国が猛烈な勢いで進めるEVシフトの真の狙いは、脱炭素や産業競争力の強化といった表向きの理由ではなく、米国による「シーレーン封鎖」という国家存亡の危機への対抗策だった。エネルギーと食料の輸入依存という中国の致命的なアキレス腱に着目し、習近平政権が描く壮大な安全保障戦略の全貌を解き明かすとともに、中国による資源サプライチェーン支配が進む中で、日本企業がとるべき「生存戦略」として、価格リスク制御を含めた真の競争力を磨くための具体的な処方箋を提示する。

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