今、私たちが当たり前だと思っている日本の企業の姿や、働き方、組織の常識は、最初にそれを形作った設計者や実装者がいる。今回は福沢諭吉の門下生にして「学閥」を発明した中上川彦次郎。日本企業において学閥は、人事や出世を左右するという閉鎖的な組織の象徴として否定的に語られがちですが、誕生当初は、旧弊を突き崩そうとする理論派の青年たちの“武器”であり、企業を近代化するための“経営装置”として生まれたものでした。

続きを読む