現代美術家・横尾忠則氏にとって、三島由紀夫は「遊び」を全身で体現するような人物だったという。約束の場でも仕事場でも、周囲の人間を巻き込みながら、まるで舞台のように空気を変えてしまう。人を驚かせ、翻弄し、ときに笑わせる。その振る舞いの奥には、三島ならではの美学があった。横尾氏が間近で見続けた、“常識では測れない作家”の素顔を綴る。※本稿は、現代美術家の横尾忠則『運命まかせ』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。

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