宮崎、鹿児島、沖縄3県の農協の経営が危機にひんしている。金利の上昇によって価格が下落した国債の“損切り”を迫られたり、農家から集めたコメの値段が下がって農業関連事業が減益になったりして赤字に転落した他県の農協の後を追うように、経営の悪化が見込まれているのだ。本稿では、宮崎、鹿児島、沖縄3県において、債券とコメの暴落ショックに耐えられない可能性が高い農協を、独自試算であぶり出した。試算の結果、3県では農協当たりの5年後の減益額が最大35億円超に上り、15JA中10JAが赤字に転落することが分かった。

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