ドジャースは大谷翔平選手と2023年12月に「10年7億ドル(当時のレートで約1015億円)」の大型契約を結びました。北米プロスポーツ史上最高額として世界に衝撃を与えましたが、これは球団が大谷を欲しい一心で積んだご祝儀価格ではありません。投打二刀流での稼働による勝利への貢献をベースに、スーパースターとしての希少性プレミアム、投打二刀流という“ユニコーンボーナス”などを加えて厳密に弾き出されたものなのです。そこには、企業買収にも用いられるバリュエーション理論が使われていました。新刊『メジャーリーグが10倍面白くなる超・観戦術』(青春出版社)から、この7億ドルの構造を解き明かしていきます。

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