ソニーグループのスマートフォン(スマホ)事業は、今では注力分野ではないものの、ハイエンドを売りにする戦略で新製品を出し続けている。だが世界シェアでは、米アップルなど競合に大きく劣後しており、投資家からは「撤退しないのか」といった声がしばしば上がっているのが実情だ。実は、ソニーがスマホ事業を手放さないのには明確な理由がある。本稿では、ソニーのモバイル事業が凋落していった過程を詳らかにするとともに、業界内でのプレゼンスが希薄化した今でも撤退しない理由を明らかにする。

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