ソニーグループが過去最高益をたたき出し、わが世の春を謳歌している。“脱・エレキ”“エンタメ企業化”が実を結んだのだ。しかし、ソニーには将来の不安がある。過去30年、新たに収益の柱に育った事業は、プレイステーションをはじめとしたゲーム事業に限られており、5年後、10年後の新たな収益基盤は現在に至るまで見つかっていないのだ。本特集では、ソニー関係者への総力取材により、会長の吉田憲一郎氏、社長CEO(最高経営責任者)の十時裕樹氏が完成させた事業改革の効果がいつまで続くかや、ゲーム、音楽、映画、半導体、カメラといった主力事業の課題を明らかにする。ソニーはM&Aをはじめとしたリスクを負った投資で、新たな成長事業を創造することができるのか。
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