AIやデータセンターの電力需要増や各国のエネルギー安全保障の強化を背景に、グローバルで巨大プラントの建設計画が相次いでいる。ところが、日揮ホールディングス、千代田化工建設、東洋エンジニアリングのエンジ「御三家」は空前の商機を目の前に、プロジェクトを「断る」姿勢を鮮明にしている。従来、エンジ業界にとって成長の定義は受注高増だったが、インフレ時代に突入し、収益と事業の大きなボラティリティ(変動)を抑えるべく経営思想を大きく転換しているのだ。本稿では、エンジ3社が「請負業」の宿命をどう乗り越え、再び成長産業へ転じようとしているのかをレポートする。

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