米国の主要証券取引所が12月から取引時間を23時間へ延長し、日本の投資家も日中に米国株を売買できるようになる。NISAを通じた海外株投資の拡大などを踏まえれば、日本から米国市場へ向かう注文は一段と増える可能性がある。だが、「23時間化」が日本から奪うのは投資資金だけではない。米証券市場での取引時間延長が投資家行動と市場のネットワーク効果をどう組み替えるのかをたどり、指数、ETF、データ、企業IRなど金融産業の上流機能への影響も含め、日本市場の競争力を左右する論点を考える。
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