現在、夏の甲子園こと「全国高等学校野球選手権大会」を主催している朝日新聞社。だが、その前身にあたる「全国中等学校優勝野球大会」が始まったのは1915年のこと。そのわずか4年前、東京朝日新聞は「野球害毒論」を掲げ、野球を批判する論陣を張っていた。なぜ朝日新聞は、野球を「害毒」とまで批判した4年後に、みずから野球大会を主催することになったのか。その「手のひら返し」の裏側をたどると、朝日新聞が掲げた意外な理屈が見えてくる。※本稿は、スポーツライターの広尾 晃『高野連』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。

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