広尾 晃
メジャーで「成功する投手」と「失速する投手」数値を見れば一発でわかる決定的な違い
NPBで活躍する若手エースたちは、メジャーでも通用するのか?球速や三振と四球の割合といった数字を分析すると、「成功しやすいタイプ」と「苦戦が予想されるタイプ」が浮かび上がってきた。実際、山本由伸は前者、上沢直之は後者に分類される。メジャーで成功するのはどんな投手なのか?

大谷が54位から3位に急上昇!「メジャー強打者」に必須のスキルとは?
NPBでは圧倒的な成績を残す村上宗隆や岡本和真。だが、彼らがそのままMLBで通用するのは難しい。メジャーで最も重視される“ある能力”が、決定的に足りていないのだ。そしてそれは、大谷翔平や鈴木誠也が活躍できた理由でもある。打撃成績を上げるために、本当に必要な能力とは?

「王貞治でも村神様でもない」TBA補正した歴代ホームラン王ランキング、驚きの1位は?
通算打率や本塁打数だけでは、本当にすごい打者は見えてこない。打高の時代もあれば、統一球で本塁打が激減した年もあるからだ。だが、リーグ平均と比較する“TBA補正”を使えば、真に傑出した「最強打者」が浮かび上がる。プロ野球界の常識が覆る、王でもイチローでもないその意外な選手とは?

イチローを丸裸にした恐るべき攻略法「卑怯だと言う人もいるかもしれないが…」
「データ野球」の側面で、今の日本野球は完全にアメリカの後塵を拝している。しかし、約30年前、米メジャーリーグへの進出を考えたほどのデータ分析会社が日本に存在した。その名は「アソボウズ」。日本のデータ野球に革命を起こした同社の軌跡を追っていこう。本稿は、広尾晃『データ・ボール アナリストは野球をどう変えたのか』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。

プロ野球は「慶應式」アマ野球は「早稲田式」いったい何の話かわかる?
日本野球のスコア記入法は「早稲田式」と「慶應式」の2つが併存する。だが、現在、慶應式を採用しているのはプロ野球だけ。この「ねじれ状態」に至った経緯に迫る。本稿は、広尾晃『データ・ボール アナリストは野球をどう変えたのか』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。

「野球記録の父」「偉大なヲタク」が生み出した最大の発明とは?
野球はヘンリー・チャドウィックという人物がスコアを発明したことにより、競技者だけでなく多くのファンや記録マニアを惹きつける奥深い球技になった。ロマンあふれる公式記録の歴史をさかのぼってみよう。本稿は、広尾晃『データ・ボール アナリストは野球をどう変えたのか』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。
